あの森ビルが高級カーシェア付の不動産販売?!
2018/08/24
こんにちは、合宿免許ひろばです!
今どきらしい話題のニュースが入りましたね、あの六本木ヒルズや虎ノ門ヒルズなどを手掛ける、森ビルが新世代のカーシェアリングを自社所有の高級不動産に新サービスとして付帯する、実験を開始するというニュースです。
森ビルは、米ライドシェア大手のヴィア社と「オンデマンド型シャトルサービス(Hills Via)」と名付けた実証実験を開始しました。
これは、ヴィア社が提供する予約・運航システムを利用して、森ビルの社員約1,300人を対象に森ビルが運賃を負担して社員が無料で乗れるというものです。日本では一般車両の有償相乗りが原則禁止なのでこのような形態で実験するようです。
この様な実証実験には、それぞれの企業の思惑があるようです。
システムや車両の提供をしているヴィア社は、世界中で最も効率の良いオンデマンドでダイナミックなシャトルサービスを既存のタクシー会社やバス会社、その他交通機関に提供していくことを目指しているそうです。
さらに、日本で問題となっている地方の移動の足についても何かできないかと模索しているそうです、その為に日本でヴィア社の子会社を設立している。
一方森ビル側は、交通サービスに参入する事は考えていなくて、1年間という期間で実証実験でデーターを収集するだけで、そのデーターや知見を既存の交通会社に提供し、豊かな都市づくりに役立て住みやすい街づくりが実現できれば、森ビルが所有する施設の資産価値が上がるという壮大な目標設定をしているそうです。
また、相乗りする事で社員同士のコミュニケーションを活性化させることができ、業務の効率化にもつながる事を期待しているそうです。
いずれにしても、生活環境を良くなる仕組みが構築されていくのは大歓迎です。
でも一つ懸念するとすれば、この様なカーシェアリングが増える事で、日本の基幹産業である、自動車メーカーの販売実績に影響が出なければいいなと思いますがどうでしょうか?